自分がミスしたときの行動に真価が問われる
今日、工場でフォークリフトの運転手が誤って荷のバランスを崩し、中身を散らかしてしまうトラブルが発生しました。
すぐ近くにいた仲間たちは、自分の仕事を止めて片付けを手伝いに来てくれました。
しかし本人は、やってしまったという思いから気分が落ち込み、片付けに来てくれた仲間に声をかけることもなく、黙々と作業を続けています。
「次の仕事が間に合わない」「なんでこんなに仕事を詰め込んでるんだ」とブツブツ不満を漏らす様子も見られました。
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まずは周りの状況と今すべきことを把握しよう
自分がやらかしてしまったことは消せません。
まずは素直に「申し訳ない」という態度を示すことが大切です。
意外と、迷惑をかけられた側はミス自体よりも、当事者の態度に腹を立てることが多いのです。
「黙って片付けている」「不満を漏らすだけ」では信頼は失われてしまいます。
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優先順位を確認しよう
ミスをすると、「恥ずかしい」「早く元に戻したい」という気持ちが先に出てしまいがちです。
しかし、優先すべきは必ずしもミスの帳消しではありません。
今回のように荷物を散らかしてしまった場合、1人で片付けるのは時間がかかりすぎます。
まずは チームの仕事全体の状況を確認 し、仕事の段取りを組み直すことが優先かもしれません。
場合によっては、後回しにできる作業は置いておき、次の重要な仕事に先に手をつける方が全体の遅れを防ぐことになります。
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冷静さが信頼を生む
イレギュラーが起きたときこそ、仕事の真価が問われます。
落ち着いて状況を把握し、最適な選択をする人は信頼されます。
少しミスして人間らしい一面を見せることは悪いことではありません。
しかし、目先のミスの帳消しだけに惑わされて 信頼を失わないようにすること が重要です。
周りをよく見て、最適な行動を選べる人になりましょう。
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今日の気づき:明日から実践できる行動
ミスをしてもまず「申し訳ない」と伝える
周りの状況を確認して、最適な順序で対応する
片付けや対応を1人で抱え込まない
焦らず冷静に判断し、信頼を守る
小さなミスであっても、対応の仕方次第で信頼は増すこともあります。
今日からは、ミスしたときこそ周りを見て冷静に動くを意識してみましょう。