プロジェクトが進まない?それを防ぐコツ

工場で働いていると、新しい設備の立ち上げや新しい品目の製造、生産フローの改善など、大小さまざまなプロジェクトに関わる機会があります。でも、こんな経験はありませんか?

「プロジェクトが始まったのはいいけど、気づいたら何か月も経っていて、結局何のためにやっていたのか分からなくなった…」

実は私もかつては「プロジェクトは遅れるもの」と思っていました。しかし、経験を重ねる中で気づいたのは、遅れるのは当たり前ではないということです。

まず大切なのは、スケジュール感と作業分担をしっかり作ること。よく「いついつまでにやれ」という指示だけを出すマネージャーがいますが、それだけでは不十分です。もっと大事なのは、プロジェクトマネージャーを明確に指名することです。

例えば納期が3月31日だとします。当然そのプロジェクト自体をその日までに終わらせないといけないのですが、各担当者それぞれが「自分の仕事はその日までに終わらせればいい」と考えると、問題が次々と積み重なり、結局不具合が一気に表面化するのは締切日になってからです。

しかし、プロジェクトマネージャーがいれば、日々の進捗や課題を把握して管理することができます。問題が起きたら早めに手を打ち、関係者に対応を促すことも可能です。結果として、ダラダラ進むことなく、計画的にプロジェクトを進められるのです。

だからこそ、上司や指示する立場の人は、誰がこのプロジェクトを前に進める責任者なのかを明確にしてあげることが非常に重要です。それだけで、いつもの「ダラダラプロジェクト」を防ぐことができます。

工場でのプロジェクトも、ちょっとした管理の意識で大きく成果が変わります。スケジュールだけでなく、責任者を明確にする。これが、プロジェクトを確実に前に進めるコツです。

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