見えないフィルターを意識しよう

 

最近、映画を見ていたときに流れてきた挿入歌がとても良くて、誰が歌っているのかなと思い調べてみました。
すると、なんと原曲は私が「ちょっと苦手だな」と思っていた超人気ロックバンド。ところが聴いてみるとすっかりハマってしまい、今ではお気に入りの一曲になっています。

ここで気づいたのは、「自分の中のフィルターが視野を狭めていた」ということ。

フィルターがあると見逃してしまうもの

仕事でも同じようなことが起こります。

「あの人が言うと説得力があるのに、この人が言っても響かない」

「現場の人の意見だから大したことない」

こうした“誰が言ったか”というフィルターを通してしまうと、本当は大事な改善のヒントが隠されているのにスルーしてしまいます。

例えば、一見ズレたように聞こえる現場作業者の発言も、フィルターを外して考えると「実は核心を突いている」「一部を応用すれば有効なアイデアになる」ことがあります。

👉 一度「自分が尊敬する人が同じことを言ったら?」と仮定して考えると、新しい気づきが得られやすくなります。

発言する側に必要なのは「信頼」

一方で、意見を伝える側にも課題があります。
人間はどうしてもフィルターをかけて物事を見るもの。だから、どんなに正しいことを言っても「その人だから」と受け入れられないことはあります。

でも、それを相手のせいにしても仕方ありません。
「良い発言をする」ことは自分の課題ですが、
「採用するかどうか」は相手の課題だからです。

だからこそ、日頃から信頼を積み重ねて「この人の言うことなら耳を傾けよう」と思われることが大事です。

まとめ

見えないフィルターは、誰の中にもあります。

聞く側は「フィルターを外して、意見の中の価値を探す」

言う側は「信頼を積み重ねて、フィルターを有利に働かせる」

この両方を意識することで、より良い改善やチームワークにつながります。

今日からぜひ「見えないフィルター」を意識してみましょう。

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