なんでも前向きに捉える力が、現場を変える!
昨日、現場からこんな一報が入りました。
ここ1年近く、工場では“稀に発生する機械トラブル”に頭を悩ませていました。
発生頻度があまりにも少ないため、原因特定が難しく、メンテナンス部隊もお手上げ状態。
そんな中、ある出来事がきっかけで事態が一変します。
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「トラブルが増えました!」と血相を変えた現場リーダー
ある日、別の理由で、機械に供給する材料の状態を少し変える作業方法を試すことになりました。
すると、それまで稀だったトラブルが、急に頻発し始めたのです。
現場リーダーが慌ててやってきました。
> 「新しい作業方法に変えてから、機械トラブルが増えました!
今までは何とかやり過ごしてきましたが、もう無理です!どうしてくれるんですか!?」
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私が感じた「もったいない」瞬間
この時、私は思いました。
これは“怒るべき場面”ではなく、“喜ぶべきチャンス”かもしれないと。
新しいやり方に変えたらトラブルが増えた。
ということは——そこに原因がある可能性が高い!
今まで掴めなかった“原因の尻尾”が、やっと見えてきたのです。
もしこの時に、こんなふうに言い換えていたらどうでしょうか?
> 「やっと原因のヒントが掴めそうです!
トラブル後の対応はこちらで何とかしますので、
一緒に原因究明に協力してもらえませんか?」
こう声をかければ、相手も「じゃあやってみよう」と前向きになれます。
お互いの信頼関係も深まり、チーム全体のモチベーションも上がるはずです。
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小さな言い換えが、大きな信頼を生む
現場での信頼は、派手な成果だけでなく、
日々の何気ないやりとりの積み重ねで生まれます。
ネガティブに見える出来事を、あえて前向きに捉えて伝える。
それが、
情報が集まる人
協力してもらえる人
相談される人
になるための、最もシンプルで効果的な方法です。
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今日からできる「前向き言い換え」練習
1. 悪いニュースが来たら、まずメリットや学びを探す
2. その内容を「嬉しい発見」として共有する
3. 相手に感謝と協力依頼をセットで伝える
この3つを意識するだけで、現場の雰囲気が一気に変わります。
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まとめ
「なんでも前向きに捉えられる人」には情報が集まり、人が集まり、結果としてチームの成果も上がります。
ぜひ今日から、小さな場面で“言い換え力”を試してみてください。
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💬 あなたの現場では、どんな前向き言い換えができそうですか?
ぜひコメントで教えてください!
もしこの記事が役立ったら、シェアして現場の仲間にも広めてあげてくださいね。