上司の無茶な指示、どう受け止める?
職場でも家庭でも、「無理!」と言いたくなる瞬間はあります。
でもそのとき、あなたは“やらない理由探し”をしていませんか?
今日は我が家の夏休みエピソードから、無茶な指示との向き合い方を考えます。
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上司の指示が無茶なんですが、どうしたら良いですか?
結論から言います。
無理はしないでください。
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今日の我が家での出来事
夏休み真っ只中、息子がリビングで書道の宿題をしていました。
しかし、どうにも集中力が切れ気味。筆も進まず、次第にイライラ……そしてついに投げ出し始めました。
見かねた妻が、ちょっと厳しい口調で言いました。
> 「ちゃんと見本を横に置いて、見ながら書きなさい!」
でも、今使っているのは小さめの机。
確かに今の状態だと、見本を置くスペースはありません。
すると息子、間髪入れずにこう言い返しました。
> 「だって見本を置けるスペースがないんだもん!」
……おっと、ここで苦し紛れの言い訳が炸裂。
リビングには大きなテーブルもあるのに、それは完全スルー。
机が小さいからできない、と言い張って 「やらない理由」 にすり替えようとしています。
そして拗ねモードに突入し、自分の部屋に退散。
私が「宿題終わらないと遊びに行けないよ」と諭すも、返ってきたのはやっぱり同じ言葉。
> 「だってママが不可能なことを言うんだもん!」
もう完全に、「やらない理由探し」に夢中です。
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職場でもよくある光景
このやりとり、家庭内なら微笑ましいものですが、職場だと話は別です。
「あの上司の指示が無茶だからできない」
「同僚が全然協力してくれないから進まない」
……こういう声、現場でもよく耳にします。
気持ちはわかります。愚痴りたくなるときもあります。
でも、それを理由に仕事を止めてしまうと、自分の評価も信頼も落ちてしまいます。
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無茶な指示をどう受け止めるか
もちろん、できないことを無理やりやれとは言いません。
ただ、「やらない理由」を並べるよりも、どうやったら前に進められるか を考えたほうが得策です。
例えば、条件を整えれば実行できるなら、その条件を相手に提示する。
他の方法でゴールに近づけるなら、その代案を出す。
そうやって「不可能」を「可能に近づける」動きを見せると、信頼は一気に高まります。
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信頼を勝ち取れば、やりやすくなる
うちの息子も、もし日頃からコツコツ宿題を進めていれば、
「じゃあリビングの大きな机使いなさい」と即OKが出ていたはずです。
それが信頼というものです。
職場でも同じ。
普段から「この人はやってくれる」と思われていれば、指示の内容も柔軟になります。
逆に、「理由をつけて動かない人」という印象がつくと、仕事はますますやりにくくなります。
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まとめ
無茶な指示に無理してつぶれる必要はない
でも「やらない理由」ばかり並べると信頼は落ちる
条件提示や代案で「前に進める姿勢」を見せる
信頼を積み重ねれば、環境も指示もやりやすくなる
息子よ、ママに言い返す前に、まずは黙って筆を動かしなさい。
「この子は心配いらない」と思わせれば、説得しなくてもママは納得します。
彼がそれに気づくのは、いつの日か……。
成長を見守りたいと思います。
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あとがき
皆さんは職場で「無茶な指示」や「やらない理由探し」に直面したこと、ありませんか?
「こういうとき自分はこう対応している」という経験談や、
「これは困った…」というエピソードがあれば、ぜひコメントやメッセージで教えてください!
一緒に、前に進めるための知恵をシェアしていきましょう。